ボドゲことボードゲームレビュー4。十二季節の魔法使い(Seasons)。
概要
本当にTCGとして成り立ちそうなカード対戦ゲーム。
カードをドラフトして使うカードを選び、サイコロ振ってマナを集めて、そのマナでカードを出して勝利点になるところのクリスタルを集めます。
ので、バトルとはいってもライフみたいなのがあるわけではないです。
ゲーム情報
タイトル
十二季節の魔法使い(Seasons)。
システム
デッキ構築。ドラフト。ダイス。カード
人数・時間
2~4人。60分くらい。
作者・発売
Régis Bonnessée。2012年。
難易度
やや複雑。
対象
2〜4人。60分くらい。
ドミニオン同様TCGユーザーにまずオススメで、逆に、TCGのようにお金出してカードを集めるのはちょっと遠慮したいけど、TCGっぽいバトルを味わってみたい人にもオススメ。
カードのコンボ等が豊富だけど、ルール自体は難しくないので誰でも楽しめると思います。
流れ
ドラフト
このゲームは春夏秋冬を含んだ3年間の期間プレイするんですが、1年毎に使うカードを予め3年分ドラフトするため、先を見据えてドラフトすることが大事になってきます。
1年目のデッキ、2年目のデッキ、3年目のデッキ、と分かれてる感じです。
ダイスロール・カードプレイ
スタートプレイヤーがダイスを振ったら、そのダイスから使いたいダイスを順に選んで、目に応じてマナや効果を獲得したり、暦が進んだりします。
必要なマナコストを支払うことで手札からカードをプレイして、効果に応じてさらにマナを獲得したり、直接クリスタルを得たり、いろいろ恩恵があります。
暦には季節があり、それに応じてダイス目で得られる効果も異なるので、例えば夏なら夏に獲得しやすいマナで出せるカードを用意しておく、とかそういう戦略があるかと思います。
得点計算
暦が進み年が変わるとデッキも変わり、3年目が終わるとゲーム終了です。
その時点でのクリスタル合計と、カードの効果、カード自体にも得点があったりするので、諸々足しあわせて多いほうが勝ち。
10点満点評価・感想
点数についてはこちら。
ボドゲレビュー時の点数について。 - Yukix-Weblog
兎にも角にもコンボが豊富であり重要なので、必然的に最初のドラフトがかなり重要になってきます。
といっても適当にやってても簡単なコンボが出来上がったりするので、気軽にコンボが味わえるのも魅力の一つかと思います。
あと個人的にはコンポーネントがかなりカラフルで色鮮やかなのが魔法な世界観にあってて印象的でした。