2010年3月〜4月で終わったアニメ感想など。
ある程度見た作品で、綴りたいものだけ綴っておこう。
数話ですぐ切ってしまったものとか印象に残らなかったものは抜きます。
個人的な主観ということで受け取って下さい。
ところどころネタバレ含みます。
2クール
・とある科学の超電磁砲
キャラ、脚本、作画、音楽、ギャグセンス、どれも凄く良かった。
1話目の引きも良かったし、最後まで安定したクオリティで来週楽しみ率ナンバーワンだった。
キャラ萌えに頼った回も垣間見えたものの、それぞれのキャラ立ちも良くて各キャラにうまくファンが付いたんじゃないかなと思う。
インデックスからの流れで御坂美琴に全部持って行かれるのかなと思ったけど、むしろそれ以外のキャラ(特に自分は佐天さん)のが良かった。
OPのfripSide、EDのELISAも良かったし、特に悪いところが見当たらないです。
アニメをあまり見ない人、萌え気味なアニメに抵抗がある人、インデックス見てない人、そんな人でも割と問題ないかと思う。
結構熱い作品。
公式:とある科学の超電磁砲S<レールガン> 公式サイト
・君に届け
純粋な少女漫画にうまくギャグと能登成分(主人公CV)をアニメ的に取り入れて、ついにやけてしまうような良いラブコメ作品だった。
自分は放送分くらいまでちょうど原作を読んでいたけれども、それでも特に違和感を感じるどころか毎回新鮮だったし声優も合致してた。
主人公の爽子は言うまでもないが、周りのキャラも良くて、特に矢野あやねが良かった。みゆきちうまい。
特に古くさくも無く、かといって現実離れしていない割とリアルで素朴な設定なので、誰でもすんなり見れて、キャッキャできること請け合いである。
原作読んだけどアニメはちょっと、という人にもお勧め。
公式:君に届け 2ND SEASON
1クール
・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
テレ東とアニプレックスの本気ということで始まった「アニメノチカラ」枠の第1作目。
オリジナルということもあってかなりの期待作品だったのだけども、個人的には微妙だった。
ネット評を見ていると、当たり前だけど賛否両論あるようなのであくまでも自分の主観によるものだけど、いかんせん脚本が甘いと感じた。
キャラも美術も凄くクオリティ高いし、OPも良くてKalafinaの曲も良かっただけにもったいないと言わざるを得ない。
終わる少し前の回からようやく盛り上がりが見えて、一気にたたみかけるように回収して終わらせた感が強い。
それぞれのキャラの背景、戦争、音楽、タケミカヅチ、とか割といろいろパーツはあったものの、動かし始めるのに時間をかけ過ぎた気がします。
キャラ萌えに重きを置きすぎた感も。
起承転結の起ありきの結とはいえ、1クールなので次回への引きや盛り上がりは必要であると思う。
次の閃光のナイトレイドに期待。がしかしユミナは良い異論は認める。
公式:ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(ソラノヲト) オフィシャルサイト
・おまもりひまり
とても露出が多い変態バトルアニメだったけどなんだかんだでチラチラほとんど見てた。
深く考えずに流し見でそれなりに見れたのでこういうの1作品くらいあってもいいかな枠。
あまりにも頻繁に脱ぐから逆にエロくなかったレベル。
主人公がとてもホロで取り巻きがとても水銀燈だったけどあまり気にならなかった。
クェイサーは見なかったのにこっちは見れたのは何故だろう。
EDの曲がキャッチーで良かった。びーまいびー。
公式:おまもりひまり公式サイト
・バカとテストと召還獣
絵図らとタイトルで一話で切りそうだなと思ってたんだけどこれが意外に面白かった。
本当にタイトル通りで、バカとテストと召還獣の話なんだけど、キャラ、脚本、ギャグ、どれも良かった。
期末テストとかの点数に応じて強さが変わる獣を召還して戦ったりするんだけども、そういった召還してHPとか出して戦うみたいなシーンって割とすべりやすい気がするんだけど特に気にならなかったし、何よりもギャグが凄く良かったのでそれで全部カバーできてた気がする。
エロというか萌えな部分もあるんだけど、そこでリアルに心配するくらい男キャラが鼻血を出すのでむしろそっちが面白かったりして斬新だった。
それと予想に反してたまにびっくりするくらい背景が綺麗な時があって、こういうアニメしては珍しい気も。良い意味で。
OP・EDも良かった。比較的誰でも楽しく見れるかと思う。
ラノベで元々人気があるらしいのでそっちも良いかもね。
公式:TVアニメ『バカとテストと召喚獣にっ!』公式サイト
・ダンスインザヴァンパイアバンド
ヴァンパイア、シャフト、OPがフレンズ(原曲レベッカ)、という辺りでちょっと期待していた作品。
結論から言うと個人的にはかなり良かった。
1話が唐突にクイズ番組の生中継から始まるという変わった入り方で、ちょっとgdgd感も否めなかったこともあり結構切っていた人も多いようだけど、自分には合っていたみたいで最終回まで毎回楽しかった。というか原作の漫画をつい買ってみたレベル。
原作を知っている人含め、全体的にはネガティブ評が多いみたいなので節穴感も否めないけど割と設定がはまった。
見た目は人間なヴァンパイアが地球に住んでいて、日本にヴァンパイアだけの独立国家を作るためにメディア・政治への介入を図るお話。ざっくり言うと。
なんで良かったのかよくわからない感もあるのだけども、やっぱりミナ姫が良かったのかな。
とても強くて威勢の良い感じが素敵だった。っていうか声優凄いと思ったんだけども。悠木碧っていう子らしい。18歳。凄い。
あの感じで怒鳴られたら確実にすくみ上がるわ。2ターン、いや、3ターンくらい何もできなそう。
個人的にはおすすめしたいところ。ソ・ラ・ノ・ヲ・トより全然こっち。原作未読だからなのかもしれない。2期見たい。
どうやら現在最新巻の9巻と交錯した感じで終わったらしい、アニメは。
公式:ダンスインザヴァンパイアバンド
・ひだまりスケッチ×☆☆☆
完全にひだまり。従来のひだまりが面白ければそのまま面白い。
大きく異なるところと言えば新キャラが二名追加された点。一人は初のPC使いで、もう一人は初の普通科。
二人とも結構個性があるのでキャラ立ちも良い。
インターネットをするシーンだったかで、hidamari BIOSっていうbiosがロードされるところはなかなか見物だった。ひだまりは結構小ネタが豊富だ。
ゆるい感じの日常系ならひだまりは外れない。1期2期飛ばしてこれから見ても全然問題ないです。
公式:ひだまりスケッチ×ハニカム 公式ホームページ|TBSテレビ
・おおかみかくし
原作が竜騎士07、キャラがPEACH-PITということで、複雑謎設定な真紅を想定してたけどそうでも無かった。雰囲気はひぐらしにやや近いかもしれない。
面白かったといえば面白いかったけども、それはどちらかというと笑いに寄った方であると思う。
設定は確かにわかりにくいのだけども、単語を把握すればそうでもない。墜ち人を神人が襲うからそれを狩り人である狩り人様が・・・とか。(字分かんない
FF13で言うところの、ファルシのルシのエデンがコクーンでパルス(ryみたいな。(適当
人を本能的に襲う人達(見た目は人間)がいて、規律を守るために襲おうとした人を殺す人がいて、なんとか共存しようとして、みたいな話。
八朔の香りを嗅ぐとどうやらその暴走が治まるようで。ということで何かにつけて八朔がフィーチャーされてるのが逆に笑える。
結構シリアスなシナリオにはなっているというか、そういうつもりなんだろうけど、どんなにそう仕向けても八朔の歌で全てが葬り去られるので無意味でしたお疲れ様です。
脚本としてはどこか甘いというか、最後が微妙だったけどそこまでは割と楽しく見れたし、最終回の後の番外編?的な回がかなりぶっ飛んでて良かった。相当ギャグに走ってた。
あと実はさりげなくエロかった。露出が多いという感じじゃなくて描写がエロい感じ。暴走しかけてる眠ちゃんはエロかった。こういう感じならどんとこい。
元になってるPSPのゲームも面白いらしいので少し気になるところ。
公式:TBSアニメーション・「おおかみかくし」公式ホームページ
ベストヒロイン
佐天涙子。厳密にはヒロインではないかもしれないけど。普通な感じが良かった。
ベンチにミナ姫、ユミナ、眠が控えてたけど最後にバットで殴られてた。
総括
商業的にもネットでの盛り上がり的にも超電磁砲が頭一つ抜きに出てた印象。実際面白かった。J.C.STAFFの株がさらに上昇した。
音楽も良くて、OPの曲の入りと今やネタでよく使われる、とある〜のロゴのうまいマッチングはあれだけで良い引きになってた。
加えて、個人的にはダンスインザヴァンパイアバンドを割と推したいところ。
多分合う合わないが激しいのかもしれないけど自分は良かった。
悠木碧演じるミナ姫はなかなかの迫真の演技かと思う。声優凄いと再認識した。二期を期待したい。
4月からの新アニメもそろそろ出揃うので近々は青田買う予定。