2012年の良き映画。

2012年の映画で特に良かったもの、印象深かったのをいくつか。

アベンジャーズ

アメコミ・ヒーローがわらわら結集して悪と戦うやつ。
アメコミは全く詳しくなく、それぞれの背景や設定もほとんど分からないので普通のエンタメ映画程度の気持ちで見に行ったが、結果2012年で一番面白い映画となった。
ダークヒーロー物が人気でその原作が良いからなのか、脚本家が優れているからなのか分からないが、まず脚本が非常に良く飽きさせない展開で、それをさらに派手な演出がついて回るので単純に一エンタメ映画としてクオリティが高かった。
あんなに人数もいて時間が限られているにもかかわらず、よく知らない自分がある程度内容も把握出来たし、キャラもたっており、最後の最後まで目が離せない展開で素晴らしかった。
まさかハルクがあんなにかっこよく見えるとは。
アベンジャーズ｜Avengers｜映画

ドラゴン・タトゥーの女

大好きなデヴィド・フィンチャーの新作。
基本的に彼の映画はなんでも面白いんだけど、これも案の定面白かった。
昔のミレニアムは見ていないので初のドラゴン・タトゥーだったわけだが、終盤まで犯人や謎が分からない巧妙なミステリー感と、それを凄い手口で追い込むメンヘラなドラゴン・タトゥーの女が非常に魅力的であり、絶妙なエログロ感も際立っていて最後まで飽きない面白い映画だった。
続きもやってほしい。
ドラゴン・タトゥーの女 - オフィシャルサイト｜2012.6.13 ブルーレイ＆DVDリリース オンデマンド同時配信

ダークナイト ライジング

頗る面白いバッドマンシリーズの完結作。
ちょっと長かったり、前作ダークナイトが面白すぎたせいもあって賛否両論だが、個人的には問題なく大変面白かった。
敵であるベインの扱いがちょっとアレだったけど、完結されるには色々しょうがない部分もあるのだろう。
アメコミって面白いんだな、と初めて思ったシリーズだった。
映画『ダークナイト ライジング』公式サイト

おおかみこどもの雨と雪

サマーウォーズでお馴染みの細田守監督の新作。
母親向けという前情報があって確かにそういう感はあったけど、心あたたまる系の良い映画だった。
良い意味でジブリっぽく仕上がってきてる感ある。
映画「おおかみこどもの雨と雪」

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

挙げるか迷ったけども最後ということで。
前作があまりにも酷く散々だったので、それを踏まえるとかなり持ち直したんじゃないかなと。
あるワンシーンだけ凄く酷いところがあるんだけど、それ以外は良い踊るで、今までの面子も出てきたり、所轄と本店、平とキャリアの関係も良かった。
お疲れ様！
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

ウーマン・イン・ブラック

今年も何作かホラーを見たけど、個人的ダークホースだった本作が意外にも良かった。
設定はいたってベタ・古風(閉鎖的な村、怪しい洋館、村に伝わるしきたり、動くピエロ、勝手に動くゆりかごなど。。)だが、演出が素晴らしく、息つく暇もない非常に怖い仕上がりだった。
ラドクリフ君の今後が気になる。
亡霊の館でホラー映画を鑑賞しよう！

まとめ

アニメ映画をたくさん見たが、どれも思っていたほどではない物が多く、素直に洋画が面白い結果になった。
エヴァQは、やはりエンタメ的に見ると評価しづらく好きな人専門の映画だったので外した。