新海誠の新作、「君の名は。」が物凄く大ヒットしているっぽい。
実際に見に行って、これはヒットするだろうなと思わざるを得なかった。
新海誠の映画
新海誠の映画をざっくり個人的に分けると、
- SF
- 青春
- ジブリ
という3つに分けられます。
最後はちょっとおかしいかもしれません。
おかしいかもしれないので下記に書いています。
yukix.hatenablog.jp
そんな中で共通項というか、「新海誠感」というのがやっぱりあって、そこが良さであると同時に、ある種人を選ぶところでもあると思っています。
新海誠感
- 思春期以降の葛藤
- カタルシスの薄いどこかふわっとして歯切れの悪い読後感(鑑賞後感?)
個人差作品差はもちろんあるにしろ、新海映画を見終わったあとは、よくも悪くも、「なんだかなぁ~という微妙な気持ち」を持つことが多いです。
そして「君の名は。」
内容に対する感想や映像については各所で言及されていると思うので割愛するとして、
見終わって思ったこと、そして何よりもヒットした理由は、
「新海誠っぽくなくて普通!」
ということ。
これは悪い意味ではなくて、
前述したような、カタルシスの薄い歯切れの悪いもやもや感やハッキリしない(観客が分かりづらい)心の葛藤がかなり払拭されていて、なんか迷いがなくなったのかなと思ったと同時に、
良い意味でジブリや細田守のようなエッセンスを取り入れつつ、淡く新海誠感も感じられる良い落とし所に着地した結果、万人が見れる良作になった!という感じがしました。
本人が本当はどういうものが作りたいのかはもちろん本人しかわからないけれど、
「君の名は。」のような万人に響くストレートな作品、「秒速5センチメートル」のような新海色が強い作品、の両刀使いで行くとみんなハッピーな気がする。
次にどんなものを作るかが非常に気になるし、むしろ次が大事だと思う。
と思っていたら実際本人も同じようなことを言ってたよ!
kai-you.net
映画以外でも良いのあるよ
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