ゲーム情報
タイトル
マングロービア(Mangrovia)。
システム
エリアマジョリティ。手札管理。ワーカープレイスメント。
人数・時間
2~5人。75分くらい。
作者・発売
Eilif Svensson。2014年。
難易度
普通。1ラウンド程度プレイすれば大体分かる。
プレイ風景
10点満点評価・感想
点数についてはこちら。
ボドゲレビュー時の点数について。 - Yukix-Weblog
族長の期待に答えるために、あらゆる手段で小屋を建てて勝利点を稼ぐ皿プレイスメント+エリアマジョリティなゲーム。
アクションを決めるのは各プレイヤーに用意された皿で、
それを専用のスペースに置くことで対応したアクションが出来る。
スペースの両側にアクションアイコンが書いてあり、そのアイコンの横を船が通過していく。
ちょうど自分の置いた皿の横に船が来たタイミングでそのアクションが出来るという仕組み。
アクションの内容はざっくり分けると
- 小屋の建設
- 極楽鳥の移動
- カードドロー
- アミュレットの獲得
という感じ。
基本的には小屋を建てることで点数が入るので、そのために色々仕込んでいくことになる。
小屋を建てるにはコストが必要で、そのコストはカードで払うのでカードが必要。
小屋を建てる場所には地形があり、今極楽鳥が飛んでいる場所と同じ地形にしか建てられず、コストのカードと合わせてその地形カードも必要であり、そのために極楽鳥を動かすアクションがある。
小屋を建てるにはアミュレットを消費して建てる場所もあるので、その場合はアミュレットが必要。
以上を踏まえて、いかに効率よく小屋を建てるかを意識しながらアクションを選択していくようなイメージ。
誰かが小屋を建てきったらそのラウンドを最後まで行って終了。
皿の配置は毎ラウンドリセットで、配置順も先行を取ることが出来るアクションがある。
面白い部分としてただ適当に小屋を建設すればいいわけでもなく、ゲーム終了時に縦横のラインで見て多く小屋を建ててる人にボーナスが入ったり、
9マスの四角形の範囲で多く小屋を建ててたらボーナスもらえたり、建て方でボーナスが色々発生するのでそのあたりも見越して建てていく必要があるところが面白い。
とは言え基本的には前述したアクションの繰り返しなので、見た目よりもかなりシンプルであり、それでいてジレンマも多いし色んなゲームの要素が混ざっていて非常に楽しかった。
簡単なゲームから少し複雑なゲームをやってみるのにも非常に向いていると思う。
2人でやっても調整が入るようにうまく設定されているので人数関係なく楽しめると思う。
名作。
- 出版社/メーカー: Zoch
- メディア: おもちゃ&ホビー
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