Yukix-Weblog

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ボドゲことボードゲームレビュー40。アズール(Azul)。

ゲーム情報

タイトル

アズール(Azul)。

システム

タイル配置。セットコレクション。

人数・時間

2~4人。45分くらい。

作者・発売

Michael Kiesling。
2017年。

難易度

普通。ルール量は見た目より少なめと思う。

こういう人に特にオススメ

タイル集めて並べたり、綺麗な柄が好き。

プレイ風景

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10点満点評価・感想

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点数についてはこちら。
ボドゲレビュー時の点数について。 - Yukix-Weblog

アズール 日本語版

アズール 日本語版

5種類のカラフルなタイル集めて、ルール通りに揃ったらそのタイルを壁に順次配置していくのが主な流れ。

4枚ずつランダムに選ばれたタイルが複数セット場にある状態からゲーム開始で、各プレイヤーは自分のタイル配置ボードを持っている。

各自のボード上はざっくり3つに分かれていて、
①取ったタイルを壁に配置するために一旦置く場所
②取ったタイルが置けないor置きたくない場合に置く場所
③最終的に壁として配置する場所
の3箇所で、タイルを取ったら①か②に置き、配置できる状態になったら①から③に配置する。
とにかく③に置かないと点数にならない。

アクションとしては、手番順に、
・それぞれのセットのうちの一箇所から一種類のタイルを選んで、その種類のタイル全てを取得し、そのセットに残った他のタイルは場の真ん中に移動。
・セットの代わりに場の真ん中にたまったタイルから、同じように一種類選んでその種類のタイル全てを取得する。
のどちらかをまず行う。

取得後、①に配置する際にいくつかルールがあり、
それぞれの段には1種類のタイルしかおけず、取得した際は何枚取ったとしても一回におけるのは1つの段のみとなる。
余ったタイル、あるいは置きたくないタイルは③へ左詰めで置いていく。ちなみに③に置かれたタイルは全てマイナスとなるので、なるべく③に置かないようにプレイするのがかなり重要となってくる。
また、③上の同じ段に配置済みのタイルは①に置くことができない。
上記を考慮しながら①の各段に右詰めで配置していく。
これを、場のタイルがなくなるまで繰り返す。

最後に、①から③への配置を行う。
①の各段を見て、全て埋まっている段があれば、その段の一番右のタイル1枚のみを③の同じ段に移動させる。
その際に上下左右で連結するタイルがすでに③にあればその数だけ点数が増える。なければ1点。
③へ移動後はその段の①の他のタイルは全て捨てるので、次のラウンドからはまたその段は埋め直しとなる。
②もラウンドごとに捨てる。

これらを、誰かのボードの③上で1つでも完成している(1段埋まる)段が発生したら、そのラウンドでゲーム終了となる。
ゲーム終了時に、③上で完成している縦横の数ごとにボーナス点が入ったりなども加味して、最終的に一番点数が多かった人が勝ち。

なかなかオシャレな柄の割に結構ガチで、完全公開のアブストラクトゲーム
なんとなく適当に配置してると配置できない余計なタイルを取るしかなくなり、②に溜まってマイナスになっていく。
連結による点数が美味しいので、なるべく離れないように配置しようとすると偏りすぎておけないタイルが増えていく。
一方でなるべくいらなそうなタイルを人に取らせようとしていると自分の点数が増えないとかで、結構ジリジリしたジレンマが効いた良いゲームと思う。
ルールも少なめだし日本語版も出ているので比較的誰にでもおすすめできそう。

アズール 日本語版

アズール 日本語版