Yukix-Weblog

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ボドゲことボードゲームレビュー3。スモールワールド(Small World)。

概要

色々な種族のタイル、色々な特殊能力のタイルがあり、それらを組み合わせたオリジナルな種族で各プレイヤーは陣取りをします。
ボードに描かれた地形が小さなエリアに区切られているので、そこで、種族の配置、征服、防御、衰退(次の種族への移り変わり)を繰り返します。
占領してるエリアでは毎回勝利点(お金)がもらえ、終了時に勝利点が一番多い人が勝ち。

ゲーム情報

タイトル

スモールワールド(Small World)。

システム

陣取り。ダイス。

人数・時間

2~5人。80分くらい。

作者・発売

Philippe Keyaerts。2009年。

難易度

やや複雑。

対象

2〜5人。90分くらい。人数によってはもっと早く終わる。
初心者からボードゲーマーまで幅広くオススメ。
見た目よりも軽いです。

流れ

特殊能力と種族の組み合わせをとる

現在手持ちの種族がない場合は、タイル置き場に出ている好きな種族を獲得。
※場での並び順により金貨が必要

再編成

現在配置中の種族タイルを、任意の数だけ手元に回収。

配置(征服)

任意の場所に種族のタイルを配置。
基本的には自分の種族が現在征服している場所に隣接しているエリアにのみ配置可能。
初回はボードの端から。
配置先の状況(空き地、他種族が征服中、山がある、などなど)によって征服に必要なタイル数が異なり、足りない場合はサイコロを振った出目で補ったりも出来ます。

再配置

配置後、征服しているエリアなら好きにタイルを分配し直すことが可能。
攻められそう場所は枚数を増やしたりとか。

勝利点の獲得

征服状態にあるエリア分、勝利点である金貨がもらえる。

衰退

基本的には上記までの流れの繰り返しですが、他種族からの征服等でどんどんタイルが減っていくので、征服どころじゃなくなってきます。
そうなってきたら、ターンの最初に衰退を宣言することで、今の種族を衰退(ボード上で征服中のものは、エリアごとに1枚残してひっくり返して残りは除外)させて、新たにタイル置き場から次の種族を獲得します。
衰退状態で征服している場所からも勝利点は獲得出来ますが、基本的に動かすことは出来ないので征服されるまで放置な感じです。

特殊能力や種族によってそもそものタイル枚数が違ったり、配置先の状況を有利にしたり、衰退状態でも動かせたりとかなり違いがあります。
以上を決められたラウンド数繰り返して、最終的に勝利点が多い人が勝ちです。

10点満点評価・感想


点数についてはこちら。
ボドゲレビュー時の点数について。 - Yukix-Weblog

まずコンポーネントが豪華で良い感じです。
狭いことが重要なこともあってか、プレイ人数によってボードも違います。
各タイルもかなりしっかりして入れ物になっていて丁寧な作りです。

ゲームとしては、基本的に淡々と進んでしまいがちで地味なのがちょっと残念。
良くも悪くもごちゃっとしているので、視認性も少し悪いです。
ただ、種族も特殊能力もかなり多いので、同じようなゲーム内容にならないのはリプレイ性が高くて良いと思います。面白い組み合わせが出ると使いたくなります。
プレイ感もどちらかというと軽めなので、初心者でも一回プレイすれば十分楽しめます。

参考

サイト

スモールワールド 日本語版

スモールワールド (Small World: 日本語版 ボードゲーム

スモールワールド (Small World: 日本語版 ボードゲーム

動画