2017年の良き漫画。

新作にかぎらず2017年に読んだものの中からいくつか面白かったもの、印象に残ったものを。
順不同。

中間管理録 トネガワ

おなじみカイジのキャラの利根川スピンオフ。
実際にカイジのアシスタントの人が書いているのでクオリティはお墨付き。
ギャグに全振りしてるカイジでかなり面白い。
カイジ読んでるなら必読。

中間管理録トネガワ（１） (ヤングマガジンコミックス)

星野、目をつぶって。

陰キャラな主人公と、クラスの人気女子二人を中心とした高校ラブコメ。
主人公がその女子のメイクを受け持つ(他の生徒には知られずに)というのが特色。
シンプルに話が面白くてどんどん読んじゃう。

星野、目をつぶって。（１） (週刊少年マガジンコミックス)

CANDY & CIGARETTES

COPPELIONの人の新作。
強いじいさんと強すぎる幼女の訳ありコンビのコミカルハードボイルドもの。
本当にこの設定が全てな感じ。

ＣＡＮＤＹ＆ＣＩＧＡＲＥＴＴＥＳ（１） (ヤングマガジンコミックス)

アニメタ！

SHIROBAKO的な、アニメ制作会社中の、特にアニメーターをメインにしたアニメ現場漫画。主人公は新人アニメーター。
何より作者がもともとプロダクションＩＧで働いていた方なのもあってかリアル感がある。
アニメも好きな人にはかなり良いと思う。

アニメタ！（１） (モーニングコミックス)

サトコとナダ

日本人のサトコとサウジアラビア人のナダ二人のアメリカ共同生活の話。実話が元。
ふたりとも同じ大学。
何よりナダがムスリム女子(イスラム教徒)であり、文化の違いや考え方の違いが色々できて単純に勉強になるというのもあるし、
そこまでそういうところに全振りではなく、普通に女子の生活感があってそこもまた厚かましくなくて良い。

サトコとナダ（１） (星海社コミックス)

西荻窪ランスルー

これもまたアニメーターの話でアニメ現場漫画。
こっちはアニメタよりブラックな感じがありつつも雰囲気はオシャレ感もあって誰でも読めそうな感じ。
こっちはこっちであり。

西荻窪ランスルー １巻

血と灰の女王

ヴァンパイアバトルもの、といったらそれまでなんだけど全体的に勢いがあって読ませる力がある感じ。
打ち切り危機があったみたいだけどどうなったのか。。

血と灰の女王（１） (裏少年サンデーコミックス)

女の子が死ぬ話

今や大人気「響」の作者の過去作。
タイトル通り女の子が死ぬ話。余命もの。
この頃からすでに才能があるんだな、という感じで普通に名作だと思う。

女の子が死ぬ話 (アクションコミックス)

約束のネバーランド

久々にジャンプ作品を。孤児院の子どもたちとそこのシスターとの頭脳バトルもの。
といってもおそらくそれは序章。
ハンターハンター的なダークさがあってなかなか当たり感がある。

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

あとがき

今年は少ない印象だったけどkindleのおかげで割りと読んでいた。
サトコとナダがさらっと読める割に斬新で良いです。

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