ボドゲことボードゲームレビュー13。ゲシェンク(No Thanks!)。
ゲーム情報
タイトル
ゲシェンク(No Thanks!)。
システム
競り。セットコレクション。
人数・時間
3~5人。20分くらい。
作者・発売
Thorsten Gimmler。2004年。
難易度
簡単。
ゲーム概要
3~35までの数字のカードとチップがあり、各プレイヤーはチップを11枚持った状態でスタートする。
山札から一枚めくり、そのカードを取りたければ取る、取りたくなければ1枚チップを置く。これを誰かが取るまで繰り返し、山札がなくなるまで行なうという単純なルール。
カード取得時には置かれたチップも回収できる。
ゲーム終了時に、獲得したカードは全てマイナス点となるので、なるべくカードは取らないほうが良いゲーム。
余ったチップはプラスになる。
ポイントとしては、最初にランダムでカードを数枚抜くということと、連番のカードは、連番中のもっとも小さい数字のみカウントするという部分。
例えば、30、31、32と獲得してしまっても、最終的に計算されるのは30だけになる。
プレイ風景
10点満点評価・感想
点数についてはこちら。
ボドゲレビュー時の点数について。 - Yukix-Weblog
ルールはかなり簡単なんだけど、予想以上に競りゲーのようなチキンレース感が味わえる。
基本的には取りたくないゲームではあるものの、自分にとっては取ってもいいカード(連番の真ん中とか)で、同時に他プレイヤーは取りたくないカードの場合は、自分はいつ取ってもいいので、出来るだけ取らずにチップを積ませてから回収すると取っても美味しい。
ただ、その行為の目的は周りから見ても明らかなので、早く取らないとあえて取られちゃう可能性もあったり、随所にチップと相談しながらのチキンレースが潜んでいる。
取得したカードは公開、手持ちチップは非公開、というのも良いと思う。
最初にランダムでカードを数枚抜くので、それによって完全にカウンティング出来ないのもまた良い。
みんなでワイワイしつつもちょっとしたギャンブル的な読み合いを味わえるので、パーティゲームとしても良いのではないかと思います。
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