Yukix-Weblog

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ボドゲことボードゲームレビュー14。アグリコラ(Agricola)。

ゲーム情報

タイトル

アグリコラ(Agricola)。

システム

ワーカープレイスメント。カードドラフト。拡大再生産。タイル配置。

人数・時間

1~5人。2時間くらい。(人数*30分と言われてる)

作者・発売

Uwe Rosenberg。2007年。

難易度

そこそこ難しい。

ゲーム概要

農地を耕したり、小麦や野菜を育てたり、羊や猪を牧畜したり、家を増築したりして自分の農地を豪華にしつつ、家族も増やしていくゲーム。
基本的には、畑を耕す、木を取る、などのアクションに各プレイヤーが順番に家族を配置することでそのアクションを単純に実行していくストレートなワーカープレイスメント。
但し、カードによって生産力を左右させたり、数ターン置きに家族にご飯を与えたりと、アクション以外にも様々なイベントがあり、アクション自体もゲームが進むにつれて増えていく。
最終的に、出来上がった農地の状態や家族の数等で点数が決まり、それが一番高かった人が勝利となる。

プレイ風景

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10点満点評価・感想


点数についてはこちら。
ボドゲレビュー時の点数について。 - Yukix-Weblog

とっても知名度の高いワーカープレイスメントの金字塔。
難しいゲームとして扱われやすいけど、実際はワーカーを置いてそこに書いてあることを実行するだけなので、一回やってみれば割りとシンプルなんじゃないかと思う。
すでに家族が置かれたアクションはもう家族を置けないので、手番が非常に重要なゲームであり、スタートプレイヤーの獲得もアクションの一つというのがそれをよく表していると思う。
基本的には食料基盤や点数獲得方針が他の人と被るとかなりキツくなる(資源は有限であるため)ので、なるべく人と被らないように、なるべく人より早くそれらを築くのが重要なゲームかと思われる。
加えて、ワーカープレイスメント部分と同等に重要な、様々な効果をもたらすカードがあり、これはゲーム開始時にドラフトをして手札として扱う。
この手札をベースにどのようにゲームを進めるかざっくり決めつつ、ドラフトなので他の人がどういう手札かも考えながらプレイするとより濃厚なゲームとなる分、いきなりガチ度があがるのが面白いところでもあり、ややハードルが高いところでもあったりするが、それらのカードを使わないファミリールールでも十分に楽しいので、まずはファミリールールでやってみるだけでもプレイ価値があると思う。
ワーカープレイスメントっていうどういうゲームなのか、いつも軽いゲームばかりだけど重いゲームもやってみたい、という人にも、とりあえずファミリールールでやってみたら面白さが分かると思う。
カードの種類も膨大なため、リプレイ性が恐ろしく高いゲームだと思います。

アグリコラ (Agricola) (日本語版) ボードゲーム

アグリコラ (Agricola) (日本語版) ボードゲーム